値段が安い「もみほぐし」のお店ってどうなの??働く私がお答えします②
昨日書いた記事
今日はこちらの続きを。
体を変にされる事はないの??
リラクゼーション業界の市場が広がるにつれて、事故も多くなっています。
あざのトラブルや、頚椎損傷などもあるようですね。。
8年、セラピストをやっていて、私自身がそういったトラブルに巻き込まれた事がないのは、有難い事だなぁと思います。
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20120802_1.pdf
事故が多いと聞くと、「体の事だからある程度の料金を払った方が良い」と思う方もいるかもしれません。
ただ、この事故というのは、安い店ばかりで起きている訳ではないのです。
いや、むしろリラクゼーションを超えて、治療まがいの事をしている店ほど、危険と隣り合わせと考えた方が良いと思います。
一度の施術で、○○が治った!楽になった!なんて、ある訳ないんですよ。肩こりも腰痛も、個人の努力なしに治るなんてあり得ません。
あとは、施術を受けてる方も「なんか痛すぎる」と思ったら、痛い方が効くと思わずに、遠慮せず「もう少し弱く」とかあまりに合わなければ途中で止めてもらって下さい。
ちなみに、リラクゼーション協会に加入している店は
・発熱のある方
・飲酒している方
・ぎっくり腰、骨折、打撲、捻挫の方
・皮膚の炎症、感染症と思われる方
・重度の骨粗鬆症の方
・心臓・脳血管障害の既往歴のある方
・現在通院中で医師の許可のない方
基本的にお断りしています。施術者も、慎重に施術すべきですよね。
特に、私のように長年やっているセラピストほど注意しなきゃです!
一日に何人も施術してるけど、大丈夫?
「一日限定一個しか出来ない職人の作ったパン」よりも、「一日五個を製作する職人が作ったパン」の方が劣ると思いますか??
むしろ、5個つくる職人の方が手馴れてて上手いかもしれないし、1個の職人の方が素材に拘っているのかもしれない。
それは、施術者によるところが大きいですね。でも、自分でコントロールしているスタッフが多いですよ。もう、今日は指が無理だから施術に入らないとか。
昔は、ノートパソコンが20万くらいしていました。今は、5万円くらいでもちゃんとしたノートパソコンが買える時代です。
リラクゼーション業界もそういう事だと思います。
消費者も賢いので、安いだけでは駄目で、安くて上手で癒してくれなきゃって。
ますます市場も拡大して、以前の値段の店も、安いだけの店もは、どんどん淘汰されていくのではないかな、と私は個人的に予想をしています。