リーダーの役割。多様な働き方をスタッフに受け入れてもらうにはどうすればいいか。
昨日、こんな記事を読みました。
「文化をつくるスキル」がないリーダーは、多様な働き方を実現できない | サイボウズ式
多様な働き方を肯定するチームの場合、リーダーやマネージャーの役割は「チームメンバー間の違いを尊重しつつ、全員に同じ方向を向かせる」ことに変化します。この場合、ビジョンや目標についてはチームメンバー全員に同じ方向を向いてもらう必要があるものの、仕事のやり方やコミットメントの差については修正するのではなく可能な範囲で尊重することになります。仮に、チーム内にそのような違いを不公平だと感じる空気が生じるのであれば、リーダーやマネージャーはその空気自体を変えていかなければなりません。
これってけっこう難しい!!
私の店もいろんな働き方をするスタッフがいます。専属だったり、ダブルワークだったり、多い人だとトリプルワークという人も!!!
だからこそ、「不公平」と感じる空気がともすると流れやすいんですよね。
なるべく平等に・・・と考えていた私にとってハッとする記事でした。
「不公平」の空気を変えていく方法。私が考えたのはこの2つ。
賃金差をつける
サービス業の場合、土日がメインの仕事となるのですが、小さい子供がいるお母さんだと土日に出勤出来ない場合もあります。
そういう時に「あの人だけ土日休んでズルい。」という空気になる場合も。
こういう時に、土日は手当が付くだったら平等ですよね。
ただ、これはリーダーが決める事が出来ないのがネック・・・・。
そしてもう一つ
リーダーが仕事を楽しむ、楽しさを伝える
これに尽きると思います。各々が、仕事にやりがいを持って取り組んでいれば、「あの人だけズルい。」という感情は起きにくいはず。
仕事を作業と捉えずに、スキルアップの場として考える。平日よりも土日に働いた方がスキルアップの場が多いですし。
人は管理される事を嫌う生き物なので、「○○して下さい。」と言って嫌々やってもらっても続かない。
そうではなくて、私自身が仕事を楽しみその空気を伝染させる事、「こうすればもっと満足度の高い施術が出来るよ。」とヒントをあげる事。
みんなを自主的にやる気にさせる事が、リーダーの役割かなぁなんて考えています。
あとは、元の記事に書いてあるように、リーダーが働き過ぎない事も大事ですね。
セラピストの学校に通う事に決めた!!
先日受けた講座で、如何に今まで自分が「小手先だけのテクニック」で施術をしていたか痛感!!
実は私、リフレクソロジーはしっかり習った事があったのですが、いわゆる「もみほぐし」はちゃんと習った事が無かったのです。
人の施術を見たり、受けたものを真似したり、YouTubeで研究したり。
そんな感じで、我流のやり方でやっていたのです。
それでお客様からクレームが来たりする事もなく、むしろ高いリピーター率とそこそこの指名数を持っていた私は、問題意識もなくそのまま来てしまっていました。
(なんかちょっと嫌味な女よね~)
でも、先日の講座で、マリさんから
「何でその手技を使う意味を理解しているか」
「どこまでの深さを入れるかイメージ出来ているか」
「角度は合っているか」
と確認された時に、全然分かりませんでした。
そういった事を考えずにフィーリングで施術をしていたから。
「新しい施術を習うよりも、持っている技術をスキルアップさせる」とマリさんは言っていましたが、一本自分の中に筋の通った施術を入れたいと思いました。
そこで、ちょっとお金はかかりますが、これからずっとセラピストとして働くならば、丁度見直す良い機会!!
スクールに通う事に決めました。
昨日、体験と見学に行って来たらフリータイム制なので通いやすいかなと。
働きながらなので、週1くらいで通います。頑張るぞ~!!
「セラピストの手を守るための講座」へ参加してきました!!
5月15日に東京の目白にあるプライベートサロン、アロマリさんにて「セラピストの手を守るための講座」に参加してきました。
5年以上続くサロン開業!強もみに疲れたセラピストのための技術見直し講座
アロマリのマリさんの話は、すごく興味深く、時間があっという間に過ぎました。
・強さではなく、ポイントを押さえれば強くなくても満足する
・手の感覚を敏感にしてコリを見つける
・強押ししているとセラピスト自身の手が鈍感になり、コリのポイントが見つけにくくなる
などなど。目から鱗でした!!
午前中は座学で、午後は私を含めて4人の参加者の方が順番に施術をみてもらいました。
「もっと力を抜いて~!!」とマリさんに何度も言われました。
ところが、「力を入れなくては!!」と今まで気張り過ぎていて、力の抜き方が全然分からない(汗)
気付くと肩が上がってるし、支えの4指に力が入っている・・・。
正直、自分のあまりの出来なさ具合に凹みましたよ。
その日は、「もう私、向いてないかも。店長も仕事も辞めたい。」と思ってしまいました。
マリさんに「ミキコさんにとって、なんとなくでやってきた施術を見直す時が今なのかもしれないですよ。」と言われて、
(そうなのか・・・・)と思いつつ、やっぱりちょっとショックでしたね。
そして、講座が終って3日ほど、力を抜いて施術する事をすごく意識しました。
もう、楽!!いままでの気張りが何だったのかというくらい。
こんなに弱くていいの??ってくらいの力でやっています。
ポイントを見つける事を意識しているせいか、お客様もほぼ「気持ち良かった!!」と言ってくれています。
そして何よりこの3日間、施術がすごく楽しい!!
店のスタッフにも、講座の内容を少しづつ伝えています。
そして、普段の仕事に忙殺されて忘れていたセラピストの志のようなものも思い出しています。
もっと健康に関する知識を増やしていく事、施術も基礎を見直していきます。
アロマリのマリさんありがとうございました。
一緒に講座を受けて下さった方々もありがとうございました。
最後、バタバタと帰ってしまったので、連絡先を聞けば良かったな~と後悔!!
ゴールデンウィークは仕事三昧
今日から、世間ではゴールデンウィーク。
長ければ9連休になるらしいが、私は仕事。むしろ書き入れ時。
今日も朝から沢山の来店があり、今は家で心地の良い疲れを感じている。
予約表がお客様で埋まって活気があると、仕事が楽しい。
勿論、その分大変だし、指が痛い!!とかもあるけれど(笑)
スタッフの誰も「ゴールデンウィークが羨ましい。休みたい。」とは言わない。
そう、私達は自分で働く事を選んでいるのだから。
明日も笑顔で頑張ろうと思う。
愛社精神なんて、全くない
「ゴールデンウイークの為に一日○人を確保して欲しい。」と会社を運営している人に言われた。
スタッフの数からすると、かなり難しい数だ。
「もう出ている人はシフトに入っているし、ゴールデンウイークは出掛けてしまって来れない人もいるし、その人数は無理だと思いますよ。」
と私は答えた。
そもそも、私を含め、皆個人事業主契約で働いている。時給もなく、施術をした分の成果給だ。
そして、その施術代の半分を会社に持っていかれるというシステム。
会社は、人件費の心配をしなくて良いので、人はいるだけいた方がいい。
「○人集めて欲しい」というのは、会社の都合で私達セラピストには全くどうでも良い話だ。
むしろ、無理やりシフトに出て貰ったところで、お客様の数が少なければ本当に稼ぎたくて元々シフトに入っているスタッフが稼げなくなる可能性もある。
だから私は、最低限の人間さえいれば(その最低限でさえ集めるのに苦労しているんだけど)あとは、出たい人が出てくれれば良いと思っている。
店の売り上げよりも、稼ぎたいスタッフがちゃんと稼げる事が大事だと思ってるし、スタッフが疲れて休みたいなら休めば良いと思っている。
店が潰れて困るのは、私達スタッフよりも上層部の方。
私達は、他に移る事も出来るし。
会社の為には働かないと私は決めている。
スタッフの質問や意見にはちゃんと反応する
このブログで書いたか書いてないか忘れてしまったが、
私は10年前ほど前に、某小売り業店で店長をしていた。
その時に仕事を教えていた新入社員の男の子から、何か質問された。
すごく忙しかった私は、その質問をどうでも良く感じて多分適当に答えたのだろう。
「あ~、それね、どうなんだろうね。」みたいな感じで。
それを見ていた店長を統括する立場の人から
「○○君からの質問は、ちゃんと答えてやらなあかん。」と言われた。
(関西系列の会社だったので関西弁の上司)
今回、何の因果かまた店長になる私は、その事を思い出した。
今度こそスタッフの意見や質問に適当に流さずに、しっかり答えてあげようと思う。
細かい事だけど、そんな積み重ねが信頼関係を作るのは痛いほど身に染みている。
昔、店長としてダメダメだった私が今の私に教えてくれる事は物凄く多い。
人生は、無駄な事はないんだな。
みんな精一杯生きている
シフトを作成すると、どうしても人数に穴が出てくる。
なるべく、私の勤務をシフトの薄い所に入れて・・・・。とやっていくと、なんだか自分ばかりが損をしているような気持ちになってくる。
これから迎えるゴールデンウイークに向けて、なるべく人を確保したいとスタッフに都合を聞いた。
「出ますよ!!」と都合をつけてくれる人。
いつも早く帰ってしまうスタッフに夜LINEを送ったら「今、仕事中で・・・。帰ったら予定を確認してみます。」と返事をくれた。
何だか、いつも早く帰っていて楽そうだな、、と思ってたんだけどみんな仕事外で頑張ってるという事を改めて知った。
今まで、他のスタッフの事にあまり興味がなかったんだ、私。
シフト作りを通して、みんなの事を思い浮かべて、それぞれが精一杯生きているんだなと大袈裟なほどに思った。
そして、スタッフみんなの事が好きになってきた。
こんな事でもなきゃ、一緒の店で働いてるスタッフについて知らないままだったかもしれない。