セラピストミキコの開業までの道

春までに女性専用のサロンをつくります

私が施術を無料でやらない理由

キングコングの西野さんのブログが賑わっているようですね(笑)

 

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絵本をネットで無料公開した事によって、賛否両論を浴びているという訳ですが、私はこの事については「素晴らしいマーケティング戦略」だなっと思ったのですよ。

 

紙の本を売る為の無料なら納得

 

「絵本をもう買ってしまった人の気持ちはどうなるの??」という意見については、やはり紙の本とネットでのデータは全然違いますし。

私も、ネットで『えんとつ町のプペル』を読んで、これを見て紙の本を欲しいという人は増えるだろうな~との印象を受けました。

 

ただ、『お金の奴隷解放宣言』というのが、ちょっとカッコつけ過ぎで引っかかるだけで。

 

本を売る為の戦略が、ネットの無料公開と初めから言っていればいいのに。

 

前置きが長くなりましたが、私はというと、施術を無料で提供する事はしません!!

 

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無料だと甘えが出る

 

例えばボランティアで施術をして欲しいと頼まれたとして、自分ではお金を頂いている時と同じ様に施術をしているつもりでも、絶対に心のどこかで「無料だからいいや。」と手を抜いてしまう部分があると思うのです。

 

たまに、「10円で施術します」とか「無料で施術してもらった」とかネット上で見かける時があるのですが、「それは本当に、真剣??」と問いたい。

 

趣味でやっている人なら、良いのです。

プロとして、お金を頂いた事がある人が、無料と有料の施術が同じテンションで出来るとは思えないのです。

 

甘えが出るのは、施術者だけではなく受けている方も同じで、「ちょっと合わないけど、無料ならいいや。」となります。

無料でやってあげた人に「気持ち良かった~!!」と言われるのは当たり前です。

お金が絡むからこそ、施術者も受け手も真剣になれるのだと思います。

 

プロにモノを頼むという事はどういう事か

 

3年ほど前に、ある女性グループと食事に行った時の事、まだ知り合って間もない人達で、私がセラピストだという話をしたら、

「じゃあ、私達の足を1000円で揉んで。」と言われたのです。

 

彼女は話のネタで言っただけと分かっていたのですが、私は顔が固まりました(笑)

 

当時は30分3000円でリフレクソロジーをやっていたので、あまりに破格過ぎました。

 

例えば、会計士の友達がいたとして、その友達に確定申告について質問するとしたら、それ相応のお礼をしなければいけないと思いますし、「友達だから無料で良いよね。」とか「友達だから安くして。」と思うのはプロにモノを頼む事がどういう事か分かってないんですよ。

 

サービスとは

 

「サービス」というのはラテン語の奴隷からきていて、受ける側が主でする方が従という主従関係があります。

つまりは、「サービス」は生きる為の対価として行われるもので、「無料」行うものではないのです。「サービス」をして欲しいならば、その対価を支払う必要があるのです。

 

商売は綺麗事ではなく、お金が絡むからこそ真剣にプロとしての仕事をしようと思いますし、西野さんの様に無料で何かを提供するにしても、その先を見据えての無料であるべきだろうと私は考えています。