セラピストミキコの開業までの道

春までに女性専用のサロンをつくります

合わない店はすぐに辞めてもいい

8年前にセラピストとして仕事をしてから、かれこれ店を4つ変わっています。

 

移り変わりが激しい世界なので、単純に店が潰れてしまった事もあれば、私が引っ越しをしたので、辞めた店もあります。

 

そして、パワハラを受けて辞めた店もありました。

 

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震災がきっかけで、強く当たられるように

 

その店は、オーナーとベテランスタッフの4人で回している店でした。

丁度6年前の今頃、私はその店に勤務し始めました。入ったばかりの2週間は、先輩スタッフも丁寧に教えてくれて、(良い店で学べるのが嬉しい。)と思っていました。

 

その数日後に、あの東日本大震災が起こったのです。

そしたら、店の売り上げが一変して低くなりました。

震災の時に、リラクゼーションなんて贅沢品だという空気が漂い、店は閑散とした空気に包まれました。

 

売上が下がった苛立ちが全て、入ったばかりで仕事が一人前に出来ない私に向けられたのです。

 

怒られっぱなしで、施術どころじゃなかった

 

当時、何をしても怒られていました。

「だからあなた、仕事が出来ないのよ。」とか「先輩はお客様を持っているけど、あなたは持っていない。だから、先輩と同じ事をしていたら駄目なのよ。」とか、入ったばかりなのに、意味が分からない事を言われたり・・・。

 

「あなたに出すバス代はないから、歩いて帰りなさい。」と言われたり。

 

その度に、「私が仕事が出来ないから悪いんだ・・・。」と真面目に自分を責めて。

店にいる間中緊張していたので、ミスにミスを重ねて悪循環にハマっていました。

もちろんこんな状態なので、心が不安定で全くおもてなしに集中出来ていませんでした。

さらに、「お客さんが減ってるのはあなたのせいよ。」くらいの事も言われました。

 

早く辞めれば良かった

 

結局、最後にはオーナーと喧嘩をして辞めました。

 

「今日限りで辞めます。」「そんなの社会人として通用しない!!」とかいろいろ言われて、「病気の人に、何を言ってもしょうがない。」と辞めさせてもらいました。

(何故か、私は病気扱いされた・・・)

 

本当は、2週間くらいで辞めれば良かったのです。

変な根性論に惑わされていた自分と私はどこでもやっていけるという謎の自信が当時はあったので、辞めたら負けだと思っていたのです。

 

セラピストはどこでもやっていける

 

当時よりも、さらに店が増えているので、合わない店はサクッと辞めても全然大丈夫です。給料も、どこもたいして変わりませんし。

 

自分の心が不安定では、施術に集中出来ません。そして、心を病んでしまったら人を癒す事なんて出来なくなるのですから。

 

そして、例の店は、私が辞めて2年後くらいに閉店しました。結局、頑張ったところで、無くなる店だったのです。