セラピストミキコの開業までの道

春までに女性専用のサロンをつくります

感謝の気持ちを持って施術したい

先日、施術を習いに行きました。

サロンでは、オイルマッサージをやります。

 

今私がやっているのは、服の上からのもみほぐしで、昔にオイルマッサージは少しやった事があるので復習と、

 

それから、新しい技術も学びたいという目的も兼ねて。

 

マインドの差がで打ちひしれる

 

講習を受ける前は「まぁ、私も身体を触る事は慣れているし大丈夫だろう。」と思っていたのですが、

 

実際に講習を終えて、先生と私の実力の差を見せつけられて、超撃沈しました。

 

それが、技術そのものというよりも、マインドの差。「お客様の身体を触らせていただいている。」という気持ち。

 

先生が施術をしている様は、何て言うのかな。

仏様みたいな感じだったんです。

 

実際に、施術を受けてる時は分からなかったけど。

 

それを見た時に、悔しさで打ちひしがれて。頭を抱えたくなりました(笑)

でも、(そんな素晴らしい施術を見せてくれて有難うございます)と感謝の気持ちも同時に湧いてきました。

 

日々の仕事で忘れてしまった事

 

仕事を始めた頃の事を思い出しました。

この世界へは「リフレクソロジー」いわゆる足裏のマッサージがやりたくて入りました。

私、人の足裏を触るのがけっこう好きなんですよ。足の形って可愛くないですか?(笑)

習った時は「お客様の足を触らせていただいてる」と感謝の気持ちを込めて施術をしていたと思います。

 

ところが、今はもみほぐしがメインの仕事に替わり、1日5人とか施術に入っていると、どうしても流れ作業の様な感じになってしまって。

 

身体を触るというよりも、何か無機質なものを触っているという感覚になってくるのです。

 

施術に我が入る

 

あとは、会社では「指名ランキング」の様なものがあって。

全店の指名が多い人が毎月、プリントされて貼られるんです。まぁ、だいたい私は入っているのですが(爆)

 

だからあまり気にしてなかったんだけど。

この制度自体、あまりよくないなと思いました。なんか、人と競うものでもないのに、心のどこかで競ってしまうのです。

 

身体との対話というよりも、「私、うまいと思われたい。」みたいな我が入る。

 

感謝する事、学び続ける事

 

感謝って自然に出てくるものであり、感謝しようと思って出来るものでもないけれど。

 

でも本当に、感謝の気持ちは忘れない様にしたいです。特に、自分の店に来てくれた人には。

 

ボディセラピストという仕事は、自分で自分の施術が出来ないから、迷路にハマります。良いのか悪いのか、人の反応をみるしかない。

 

私は井の中の蛙で、自分の世界で安心して慢心しては後退していってしまうと痛感しました。

 

少し焦っているし、他にやる事も多いけれども。でも、この気持ちを忘れない様にしたいです。