セラピストミキコの開業までの道

春までに女性専用のサロンをつくります

体を傷めた場合の辞め時

先週辺りから、店の女の子が手首を痛めていて。

 

病院へ行ったら、三角繊維軟骨複合体損傷という聞きなれない病名。

 

小指側の骨と骨とをつなぐ靭帯を、施術のやり過ぎで痛めた様なんです。

 

4日くらい仕事を休んでもらったのですが、お金がヤバいという事で、施術に入りたいと言ってきました。

 

私の職場は、完全歩合制なので、施術に入らないとお金が全く入らないのです。

 

彼女に手をなるべく使わない様に腕を使った施術を教えたり、普段のケアの方法を教えたりして、なんとか頑張ってもらう事にしました。

 

指名が多い、店の売り上げを支えてる子なので、店長としてみたら辞めて欲しくないというのが本音です。

 

「〇〇ちゃん、仕事は好き??」と聞いたら「はい、好きです、、、という事にしておきます(笑)」と胡麻化されたのが気になっていて。

 

「好きではないけれども、都合が良い仕事だから」というだけで、無理して施術に入って手首を余計に痛めてしまったら本当に馬鹿馬鹿しいと思いますし。

 

好きでやっているなら全然良いんですけどね。

 

怪我をしても休まないスポーツ選手、声が出なくなっても歌い続ける歌手はどんな気持ちなんだろうかと考えます。

 

好きだからやりたいのか、それとも辞めるのが怖いから辞めないのか、意地とか??どうなんだろう。

 

今度彼女に聞いてみる事。(時間帯がズレているのでなかなか会わない)

「手首は大丈夫??痛くない??」という事が1つ。

 

「10年後もセラピストとして働きたい???」という事が2つ目。

 

手首は痛いけどお金が欲しい、でも10年後は辞めていたい、と考えるならば手首をさらに傷める前に辞めた方がいい。

 

手首は痛いけど、ずっと働きたいと考えるならば、もう少し休んだ方が良いし。

 

自分ならどうするだろう、と考えるとやっぱり騙し騙し施術に入ってしまうかもしれないけれど。

 

体を傷めた場合仕事をどうするか、どの程度なら施術に入るかをどこも痛くない時に決めておいた方が良いと改めて考えました。

 

そして、今やっている事で10年続けたくない事は、早々に辞めるべきと思っています。