【体のほぐし方】筋肉に対してのアプローチの仕方
*セラピスト向けの記事になります
前々からハッキリと掴めなかった事。
「筋肉の向きに沿ってほぐした方が良いのか、それとも筋肉の向きに逆らってほぐした方が良いのか」
ということ。
アマゾンで見ていたら、人体模型の全身タイツがありました(笑)
よ~く見ると、筋肉には方向がありますね。
よく言われるのは、「筋肉を切るようにほぐすと、繊維が切れてもみ返しになるから沿って施術しましょう。」と。
でも、切るようにほぐした方が効いている感じがするし、お客様も「効くね~。」と喜んでいる事もあり、迷っていました。
それの答えがやっと出ました。
それは人によって使い分けるというもの。
筋肉に沿って施術をする人
・揉み返しやすい
・細い
・体が冷えている
とにかく揉み返しやすそうな人は、沿って施術
筋肉に逆らって施術をする人
・張りすぎて、筋肉に沿ってやっていたら時間がかかりすぎる人
・揉みなれている
・強め希望
そして、その為には主要な筋肉だけでも方向を頭に入れておかなければいけません。
部位によって切るか沿うか変えても良いです。
小手先のテクニックではなく、解剖学を学ぶ事が如何に大切か感じています。