年下の助言に素直に従える人は『粋』である
突然ですが、自分より年下だったり、経験が浅い人の助言って素直に聞けますか?
なかなか、プライドが邪魔をして素直に聞けない人も多いのでは⁇
先日、私はイベントの為に参加する為にある宿に泊まっていました。(仕事とは無関係です)
今日は、そこのオーナーさんのお話をさせて下さい。
「息子が私達のアドバイザー」というご夫婦
そこの宿は、50代くらいのご夫婦が経営されていました。
その割には、すごく感性の新しい宿で、こういう宿を営むのは若いオーナーさんが多いので不思議に思いました。
そしたら、若い息子さんを一番のアドバイザーにしているとの事‼︎
「伝統を守りたい親」対「新しい事を始めたい子」の対立で潰れかかってる企業って結構ありますよね⁈
自分より、年下(しかも息子)の意見を聞いて、ちゃんと取り入れるって、頭で思ってるよりもずっと難しい事なのではないでしょうか⁇
イベント中も、オーナーさんは息子さんの助言をちゃんと聞いていて、
イベントを主催した女性が、そういう事を出来る人は「粋だ」と表現したのですが、まさしくその通りだなーって。
言う事を聞くから舐められるのではない
年下の人や、経験が浅い人に何か言われた時に、言い返したくなったり素直に聞けなかったりする事ってあると思います。
勿論、私もありますよー。
無意識にマウンティングを仕掛けたりね(笑)
でも、このオーナーさんご夫婦をみて、そういうのってバカバカしいなと思いました。
自分の小さなプライドを守る事よりも、もっと大切な事をちゃんと見極めなきゃ。
そして年下に舐められる年上というのは、優しくて言う事を聞くからではなく、私が考えるのは以下の4つ。
・いい歳して自分の考えがない
・すぐに感情的になる
・歳のせいにして、努力しない
・いざという時に逃げる
どうでしょうか。
オーナーさんは、優しくて温厚でしたが、いざという時に変な人に絡まれたりした時は、ポケットからチラッとナイフを出しそうな静かな気迫はありました(笑)
勿論比喩ですけど。
自分より下の人のいう事を素直に聞いたからといって自分が下だという訳ではないし、それで相手が万が一つけあがるようならば、チラッと(心の)ナイフを見せれば良いのです。
だから人の意見には、柔軟な心で対応したいなぁと思いました。