リピーター率は良いのに指名がとれないのは何故??
リピーター率とは、来ていただいたお客様が、またお店へ足を運んでもらえる率です。
今日は、「リピーター率は良いのに何故指名がとれないか」について、私なりの意見を書いてみようと思います。
かつて、私も会社のリピーター率ランキングでは、上位だったのにも関わらず、指名がかなり少なかったのです。
リピーター率が良いのは素晴らしい事
よくある意見で、「全ての人に受ける施術なんてないから、自分の特徴を出して嫌われる勇気を持とう。合わないお客様も増えるけれども、指名も増えるよ☆」というもの。
これは間違ってはいないのですが、おススメはしません!!!
指名をもらう事よりも逆指名(あなた以外で)を受ける時のショックといったら半端ないですから(笑)
そもそも、指名ではないけれども、またこの店に来たいと思わせる接客や技術を持っているのは素晴らしいことなのです。
まずは自信を持って下さい!!!
リピーター率が良いのに指名がとれなかった理由
私自身が、リピーター率が良いのに指名がとれなかった頃、全てのお客様を同じように接していました。
常連のお客様も、新規のお客様も。それが、お客様に対する礼儀だと思っていたのです。
施術もお客様によってほとんど変えずに、流れで施術をしていました。
セラピストになってから年数が経っていたので、技術もそれなりにあり(多分)接客技術の方もお客様を不愉快にさせない程度には出来ていたのですが、お客様に「自分は大切にされている。」と思わせる事が出来ていなかったのです。
マニュアルを超えて「おもてなし」を
例えば、常連のお客様には「この前は、○○がお疲れとの事でしたが、今日はどうですか??」と聞いてみたり、「お久し振りですね。」を「いらっしゃいませ。」の後につけてみたり。
以前は、新規のお客様と旧客様を区別しては悪いと思っていました。
今はずっと来ている旧客様を新規の方と同じ扱いでは、不公平なのかもとさえ思うようになりました。
また、施術もマニュアル通りではなく主訴を中心に行うようになりました。
そうしたら、少しずつ指名も増えてきたという訳です。
リピーター率が良いのは、本当に素晴らしい事です。
指名をとる事ばかりを考えず、マニュアルを超えて目の前のお客様を喜ばせようと努めていれば、必ず指名は増えていきますよ。